Windows NT RAS接続でダイアルアップIP接続するための資料

  Windows NTからウェーブネットにダイアルアップIP接続するためには
RAS(リモートアクセスサービス)を使う事になります。

  TCP/IP 及び RAS がインストールされている事が前提となります。
また、他のネットワーク等に接続されていない事を前提にしております。
ネットワークに接続されている場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせ
ください。

●リモートアクセスの設定

  リモートアクセスサービス(共通)グループのリモートアクセスを設定
  します。

  1.追加ボタンを押して電話帳にエントリーを追加します。
    エントリ名             WAVE-NET など
    電話番号               アクセスポイント電話番号を記入します。
    詳細                   PAP認証(説明を記入します)
    現在のユーザー名とパスワードを認証する
    のチェックボックスをクリア(チェックしない)

    以上の様に設定してください。
    エントリー名、電話番号は、お使いのドメインにあわせて変更してください。

  2.キャンセルボタンの下のボタンが 詳細(A)>> となっていたら
    そのボタンを押して詳細な設定が出来るようにしてください。
    詳細(A)>>を押しますと、ポートの設定が出来るようになります。

    ポート名               お使いになるモデムのつないであるポート番号

    以上の様に設定してください。

  3.ネットワークのボタンを押してネットワークの設定をします。
    PPP をチェックしてください。
    TCP/IP をチェックしてください。
    それ以外のチェックボックスは*必ず*チェックを外してください。

    TCP/IP の設定 ボタンを押して設定します。
    ●サーバーが割り当てたIPアドレス をチェック

    ●特定のネームサーバーアドレスを使用 をチェック
    DNS に 210.172.74.16 
           210.141.108.226  を設定
    それ以外は 0.0.0.0 で結構です。

    VJヘッダ圧縮を使用をチェック
    リモートネットワークのデフォルトゲートウェイを使用をチェックしない

    以上の様に設定してください

  4.セキュリティのボタンを押してセキュリティの設定をします。
    ●クリアテキストを含む任意の認証を受け付けるをチェック
    ターミナルまたはスクリプト
    ダイアル前、ダイアル後共に(なし)に設定してください。

  5.モデムのボタンを押すとモデムの詳細な設定が可能です。
    通常変更の必要は有りません。

  6.X.25、ISDNボタンに付いては、設定の必要は有りません。

  以上で設定を保存します。

●WAVE-NETへの接続
  WAVE-NETへの接続には、ダイアルボタンを押します。
  ユーザー名(PPPの設定のログイン名)、
  パスワード(PPPの設定のパスワード)、
  の設定が終わると電話をかけにゆき接続します。
  この時、ドメイン名の入力がありますが、空欄にしないとうまく接続でき
  ませんので注意してください。

  接続がうまく行く事を確認出来れば、設定の現在のユーザー名とパスワードを
  認証するのチェックボックスをチェックすれは、次回から入力の必要が無くな
  ります。