やわらかに 雨上がりの風が この身を 押し戻そうと 私を包む
流れた涙は 風に紛れ 風は なお 湿り気を増す
それでも 叩き付けることをしない この風の優しさに 私はこの身を 進めようとする
それでも 引きずるように 戻そうとはしない この風の優しさに 私はこのまま 進もうとする
やわらかに やわらかに 湿った風が 私を 包む
雨上がりの 優しい風が
戻る