愛すべき出来損ない達へ 君らは 不完全だからこそ いとおしいのだ 未完成だからこそ いとおしいのだ
その弱さ故に 膝をついて泣く様が たまらなくいとおしいのだ
その無力さ故に 立ちつくす背中こそが 抱きしめたくなるほどにいとおしいのだ
愛すべき 出来損ない達へ… 君らが その不完全な出来損ないであるが故に ただ 無性に いとおしくてたまらないのだ
愛すべきものたち 我ら 出来損ない達よ…
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