真っ黒な海に散った
割れたガラスの星達と
欠けたプラスチックの月
打ち寄せる波に押し流されて
バラバラに 砕けてく
大切なものは
皆 波にさらわれて
ほしかったものは
壊れて ここに打ち上げられた
ジャンク ジャンキー
きらきらと
光るカケラを かき集めて
ガラクタの山に陣取ったなら
あの海を 見下ろせるだろう
ジャンク ジャンキー
ぼろぼろに
すり切れた手を きつく握って
この指先にかすかでも
キミのぬくもりがあるのなら
キミのカラダが崩れ落ちても
ボクは 笑って 幸福だろう
この手に ほんのかすかでも
キミのぬくもりを感じるのなら
ボクは笑って幸せだろう
何もかも キミも ボクも
もうとっくに 失っていても
ボクは 笑って しあわせだろう
ボクはワラって シアワセだろう