無音


想いが 涸れたかのように
綴る言葉が 続かない

心が 消えたかのように
綴る言葉が 見つからない

私は 失ったかのように
綴る言葉を 繋げない

言葉を 知らないかのように
綴る言葉が 出てこない

世界中の
音という音に
流されるように
言葉という言葉が
溢れるように

この 世界に
全てを奪われて

ただ みんな
誰もかも

まもりたいものがあるとだけ
ただそれだけ わかってる



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