焦燥


いつから ボクは
こんなにも
時に追われているのだろう…

緩やかに流れる時を
穏やかな日溜まりのような
安らぎの場所を求めながら、
心を駆り立てる焦りを消すことができない。

確かにあったはずの平穏を、
永遠のものと信じてやむことのなかった充実を
思い出すことさえも、今はできない…

ボクがここにいるということも忘れて、
ただひたすらに、居場所を求めている
どこならば、居続けることができるのだろうか?
誰ならば、ボクを隣に置いてくれるのだろうか?
永久に…変わらず流れる、ボクの時が止まるまで…



戻る