ただ
あなたが笑うことを
喜ぶ私でいよう



雨に閉ざされるように
沈み行く自分に 手を焼いている
だからあなたに会いたいのかな?
そうでなくてもあなたに会いたいかな?



ぽん って
背中を押すように励まされた
とん って
つんのめつように でも
進んでみようと思った



ころころと ことばを ころがして
まぁるくなぁれ まぁるくなあれ
誰も 傷つけないように…



どこへだって行ける
だから どこにも行かない
まだ ここでの答えが見つからないから
今離れたら 今までが無意味になってしまう



私は あなたの 背中を押したい
だってあなたが 歩き出せたら
私もつられて 進めるかもしれない



たくさんの特別を持っていたい
ちいさな たあいない特別に
私自身も いかされているから



手を 伸ばし続けよう
誰かが この手を取ろうとしたときに
膝から引き剥がすなんてことしなくて済むように



ふわりと 心が 軽くなる
ちょっと笑って いつの間にか 泣いて…
また明日 またあした



一体 この無力な手で
どれほどのものに 触れられるだろう
どれだけの人に 関われるというのだろう





戻る