ただ この想いが
このささやかな願いが
手に負えないほど強くって
いつまでも 胸が痛む



くだらないとつぶやいてみても
どうしても変わらない 変えられない
この想いを どうすることもできなくて…



あなたを 求めていた
認めたら 自分が弱くなってしまいそうで
言い出すことが できなかったけれど
心から あなたを 求めていた



つかむことができなかったら
私はきっと ダメになってしまうから
それが怖くて 怖くて
意地を張って 立っていた



それでも あなたが笑ったら
全てが いいような気がした



空を見上げて カラカラ笑う
世界を 全てを 何より
自分自身を 嘲笑う



どんなに悲しい青に見えても
この空が美しいということは 否定できない



どんなに苦しい 傷を負っても
この世界の素晴らしさは否定できない



どんなに泣き叫んだとしても
今 生きていることは消せない



身も焦がれるほど憧れながら
その楽園に 辿り着くことはできないと知っている
そんなものは もうないのだと思っている





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