ほんのひとこと
でも
包まれるように やさしい



染み込むような言葉を
片端から 流し込む
自分を 消そうとするかのように



未来を 知りたくて
自分を じっと見つめる
今を 失いたくないから
側にいる人たちを 忘れない程度で



憧れを 夢見ながら
空を 見上げる
足は 地面に着けたまま
それでも どこにでも行けるから



どうにもならなくなるのが怖くて
中途半端ばかりしている
不完全な ボクラ



さぁ 行こう
考えるのは 行き詰まってから



飛びたい 飛びたい と
がむしゃらに走って 走り続けて
気付いたら 雲の上にいる
そんなふうに 叶ったらいい



羽を抱へて 深きを想ふ
風は 流れて この身に戯れ
いつの日か あの空へ
やはらかに 浮くやうに



私なら きっと なにもできない
だから 善より悪より まず一礼
送る言葉は 見つからないけれど



いつもと少しだけ違う
空と風と海と山と
緑と光と人々と
気分転換 リフレッシュ
最後の仕上げは あなたの言葉
いつもの声で おかえりなさい





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