時は流れ 移り変わり
去るものは 忘れられてゆく
残酷なまでに
すみやかに・・・



風に行方を尋ねた
『知らない』と答え 私に訊いた
『じゃあ、あなたはどこへ行くの?』
「わからない」とさえ言えなかった



空の色が もっとはっきり青かったなら
もっとすんなり泣けただろうか
もっと高い 碧だったなら…



晴れた日には どこまでも行こう
曇った日にも できるだけ進もう
雨の日には 少し休んで
雪や華に 埋もれて過ごそう



あなたは 私に
何度も 何度も
世界のきれいさを
思い出させてくれる



少しだけ、ここにだけ、泣き言を言わせてください。
ここにだけ、ただここでだけ、苦しみを吐き出させてください。
人に話すのが、怖いから、言葉を出すことが、できないから。
大事な人たちの前で、それでも、笑っていられるように。
些細な孤独や苦しみを、ここに詰め込むことを許してください。



今日は、楽しい一日でした。
笑って過ごした一日でした。
思い出したときにも、また笑えるような
楽しい、楽しい、一日でした。



いろいろなことをおもう
時には、心が現実から離れないくらい
忙しいことも必要なのかもしれない
このまま時が経ったら、淀んで腐ってしまわないだろうか………?



息抜きなのか、甘えなのか、
情けない自分を意識する…
会いたい、会いたいと繰り返すうちに、
誰に会いたいのか、わからなくなる………



呼べば答えてくれる人がいること
来てはくれなくても、会えはしなくても
声は聞かせてくれる 人がいること

そうして、ときどき
声をかけてくれる人がいる幸福…





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