一人の時間
あなたへ、想いをはせる…
そうして、こんなふうに想う人がいることの幸福に
酔いしれてみたりする…
あなたが存在することこそが、私の幸福です。



晴れた日差しと 真っ青な空と
静かに吹き続ける優しい風が
ほんとうに ほんとうに 心地よくて

ここに あなたがいたらいいな
そう思いながら、流れる雲を見続けていた…



あいしています
つぶやくと すこし くるしい
愛しい人がいるのは 切ないこと

それは むずかしくて 価値のあること



あの宇宙に飛び出して 星々に囲まれたなら
この地上で 思い悩むことなんて
ちっぽけだと思えるだろう。
夜空に ちっぽけなまま浮かんだならば…



ぽぉん と 言葉が浮かんだら
そぉっ と 手のひらに乗せて
すぅっ と 一度吸い込んで
ふぅぁ と そとに出しましょう
それが あなたの言葉です
それが あなたの心です



ぶつけようとした 言葉の重みと
想いを閉ざすことの不義理と
叶うかどうかがわかるまで
天秤にかけるのは ズルイかな…



きっと これが他の人だったら
私は その背を 押そうとするだろう
だから 進めばいい まずは 進めばいい



流されないように
この時に しがみついて
この想いに はりついて…



その 生き様を
あなたに移せば 潔く
私に写せば 身勝手に



ここで 言葉を紡ぎましょう
音にはならない この場所で
こうして 現から切り離し
想いを 言葉を 紡ぎましょう





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