空を飛ぶことが 叶ったときには
どれだけのものを手放しているのだろう



出かかった愚痴も霧散して
不思議と 心がほぐれるように
あぁ そうゆうことだな
あぁ それだけのことだな
そう思える何かを
いつも勝手に あなたの言葉からもらっています
いつもこっそり あなたからもらっています



私が苦しんでいるときに
苦しんでいる人に会えたらいい
自分しか見えなくなるのは
どう考えても淋しすぎる



あなたの言葉が聞けるなら
あなたの言葉が拾えるなら
そう思うくらいに
それは風のように
私の背中を押すのです



この身が 空気だったら
その歌に身を任せられるでしょうか
この身が 風だったら
あなたの声と共に
どこまでも行けるのでしょうか



心が ほどかれるから
あなたの声が 好きなのです
背中を 押されるから
あなたの言葉が 好きなのです
安心と勇気をくれるから
進めるのだと 思えるから…



伝えたい想いは 声にならない
だからこうして 言葉につづり
しまったままで 忘れます
きっとあなたに会ったときには
その瞬間の幸せを話すから



一歩 また一歩 時が過ぎる
あのとき 泣いてから
そうして 笑い始めてから



私は、言葉の音というものだけにとらわれ、
それの持つ、内なる意味というものを見逃してばかりいました。
その言葉に込められたものを、見破れずにいました。
表面上、上辺だけを、この心に流して、
読みとることをしなかったのです。
読みとることが、できなかったのです…



あなたの言葉に
私が力づけられたということは
あなたにとって 重荷でしょうか?
それとも 何かの力になりうるでしょうか
そう思うことさえ きっと自惚れ…





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