私が、ほんの小さなことにとらわれている間に
彼らは、どんなに遠くを見つめていたことだろう
想いを馳せる。どこまでも。
忘れないで、おこう。
青い空が見られるうちは…



たりない たりない まだ足りない
開いた時間を埋めたいから
もう一度 走り出そう



苦しいときに
助けを求めるための神様なら
いらない
嬉しいときに
「ありがとう」っていうための
神様がいたらいい



空の青も 木々の緑も
あまりにも 鮮やかで
光さえも 調和しすぎていて
ここには 自然はないのだと思った
本当の意味での自然も 信仰さえも
私には 見つけられなかった…



柔らかで優しい春と
包み込む鮮烈な夏と
解き放つ彩りの秋と
張りつめた白き冬へ



どうやら、私は、
文字を綴ることで
気持ちを吐き出している
誰にも伝えることなく
思いを消化しているらしい
どこにも表すことがなくても
ただ 綴るだけで
想いを 鎮めているらしい



伝えるだけのものが、私にあったらいいのに…
あなたの言葉に、私の心は、ただ解かれて
言葉が止まる。思いが溜まる…



嬉しいと思ったときは
できるだけ
その気持ちを 書き溜めておこう
それはきっと
私の中で 一番価値あるものだから



その 輪郭よりも
ただ 光を見ていた
いつだって
そこにあるだけだったもの



こぼれそうになった言葉を 見失う
私は なんと つぶやくつもりだったのだろう
こぼれ落ちた言葉を 見失う
風は なんと この耳に囁いたのだろう





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