まだ 時々は あなたを思い出します
まだ 時々は あなたを追っています
掴めなかった手 つかめないと知っていた
その手で作り出された世界を
やっぱり夢見て 追い求めながら



書き散らす 書き散らす 書き散らす
ただ 言葉が溢れるだけ
綴ることも 織り成すことも 程遠く



踏み出せば 何かが変わる
そんな気がしていたけれど
結局何も 変わらなくって
僕は僕のまままた歩き出す



まだ 未来はあるのだから
まだ 未来は明るいから
大丈夫だね うん
だいじょうぶだよ



面倒なしがらみに絡まりながらも
やっぱり楽しくて仕方がない
まだもうちょっと まだ早いから
夢にどっぷり浸かるには
現実は まだ楽しすぎるから



ほんのすこしだけ、速度減退中です。
けれども、何度振り返っても、
戻りたいなんて、思えないのです。
やっぱり私は、ここから行きたいから。



おもかげ



懐かしい、声を聞いた。

何のことはない、
かつて、録音された声。

思わずして、口元が緩み、
視線は、彼方へ向けられる。


憧れ続けた、懐かしい人。



スピーカーも、ブラウン管も、
人の心を満たしすために作られた。
そんな、ことを今更、思い知りながら。

この人は、今は、どうしているのだろう・・・



雨の日は ボクだけの部屋で
雨の日は ただ独りだけの部屋で
夢を見ては 言葉を織りなし
幻を想っては 形をとどめて



白く輝く日の光に
  のの花々は咲き誇り
      騎上より見下ろしたる街は
   士を迎え また見送る



やっぱり 僕らは
雲に流されて空を行くわけには
いかないから

今日も 僕らは
風にゆれて 大地に立ってる





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