2輪車・VTR250等


2004年1月10日(土) 晴れ
6ヶ月点検
 そろそろVTR購入から半年、というわけで6ヶ月点検へ。っと、その前に、30分ほどダートで遊んでみました。

 遊ぶ、というほどの精神的余裕は無かったかなぁ・・・。走り始めは体が固い。そのままだとバイクがかなり暴れやすいのでそれを抑えようとすると、中腰気味のスタイルで各関節をよく動かすようになった。直進は30km/h程度までなら普通に走れるようになったけれど、もともと苦手なUターンはやっぱり怖い。舗装路のUターンでは、リーンアウトを覚えつつあるので結構マシになってきているけれど、ダートだとスリップしないか心配であまり寝かせられなかった。まぁ、試しにリーンアウトでやってみれば簡単に出来るんだと思うけど。
 ダート走行には一応目的があって、それは(フル)ブレーキの感覚を味わう、というか体感してみること。リヤブレーキを使って、タイヤをロックさせたり、再グリップさせたり、ハーフロックを探ったり。一通りやってみたけど、Uターンが超下手だし、ダート走行ってのはバイクを走らせる上でいろいろ勉強になるらしいから、またやってみようかと思っています。転けなきゃいいなぁ・・・

 ダート走行を終えてそのままバイク屋へ。今回も、レバー等操作系の遊びは触らないでねと忠告(1ヶ月点検のときはクラッチ位置を動かされた。変えないでって言ってたのに)。オイル交換に併せてフィルター交換も頼む。ちなみに、現在の走行距離は3000kmと少し。
 作業終了後のバイクは、操作系は変わらず、排気音がちょっと勇ましく(オイル交換の効果だと思う。予想してなかった事態に驚いた。店員がいい音ですねって言ってるときも"いつもよりちょっといい音かな?なんで違うんだろう"とか考えてた)、車体が綺麗になっていた。チェーンの掃除と注油もしてくれたし、いい気分だねぇ。と、そこへ店員曰く「アクセルの効き始めまでの遊びが少し多い様ですがどうします?慣れてるならそのままでもいいと思いますが」との提案が。せっかくなので遊びを少な目にしてもらい、点検終了。
 いざ出発すると、音だけじゃなく出足も良くなっていて嬉しかった。初回点検のオイル交換はこんなに変わらなかったのになぁ。アクセルは走り始めだけ変な感じだったけどすぐに慣れたし、今の方がいい感じ。点検直後ってことで、非常に良好なコンディションでございます。

 そんなこんなで、冬練は続く・・・

2003年12月28日(日) 晴れ
朝練ならぬ冬練
 冬の間は、バイクは冬眠かな。ってVTRを買ったころは考えていた。でも、ここら(高崎周辺)は雪が降る訳じゃない。山間部へは行けないけど近場なら冬でも寒いだけで走るのに問題はない。そんなんで、冬になったけど、今のところVTRの出番はあまり減ってない(晴れた週末毎)。
 ただし、街乗りだけで一回の走行距離も短くなった。出掛けるっていうか、散歩に近い。それでも走り始めると長く乗っていたくなるから、少なくても20kmくらいは乗る事が多い。

 ツーリングって、信号・交通量共に少ない道を走ることが多いので、バイクを上手に乗りこなせなくてもあまり問題ない気がする。で、僕の場合は、Uターンを筆頭に小回りがヘタクソなまま今まできた。他は問題ないってことじゃないけどさ。街乗りだと交差点での右左折が多いので、今はそれを利用して小回りの練習にいろいろ試行錯誤してるところ。"ライディング事始め"と"ベストライディングの探求"という本を教科書代わりに、それに書いてあることを意識してみると、確かに曲がりやすくなってきた。上手くできないことが、少しづつだけどスムーズに出来るようになるのが実感できて面白い。冬でもなかなか楽しいです。

 "タンデムスタイル(04.2月号 隔月誌)"という雑誌に、VTRのインプレッションが載っていました。単車選びで多くの人に書かれているように、扱いやすく、軽いと書いてありました。そんな車で苦労してるなんて、いかに僕の体がカタいか、まだまだだなぁと思ってしまいます。

2003年11月15日(土) 晴れ
奥日光ツー with N島氏
 奥日光へツーリングに行ってきた。当初5名くらいで行く予定だったのだけど、いろいろな事情により残ったのはたった2名だった。残りの3人はみんな大型だったから、安心したというのがホンネ。一方、一緒に行ったN島さんのバイクは僕と同じ250ccの、CBR250Rという車。同じとは言っても、レーサーレプリカなんだよね。
 今回は知っている道で、時間の余裕もあったので充実したツーリングだった。ちょっと寒いんだけど、そのかわりに渋滞は全然なかったし。
1511nik1.jpg 中禅寺湖にそって鳥居の信号を南へ曲がり、県道250を進んだところにある展望台にて撮影。ここは、とてもいい景色。が、10月に来たときはものすごい渋滞だった。シーズン中、特に4輪で来る場合は覚悟が必要。出来そうならすり抜けすればいいんだけど。僕は基本的にやらないので。

1511nik2.jpg こんな景色を見下ろせます。右にそびえるのは男体山。
いや、ほんとはもっと凄いんだけど、なにせカメラマンがヘボなもので(T_T)


2003年11月8日(土) くもり
インプレッション
 今更って感じがするけど、単車選びに投稿したVTRのインプレッションです。

お名前 = コースケ(追記:ハンドルネームです。“こば”は多いので。)

単車名 = VTR250

年式 = 03

メーカー = HONDA

購入動機 = 250CCネイキッドで手頃なスポーツモデルが欲しかったので。

長所 = 初めてのバイクですが、教習車(スーパーフォア)に比べとても軽いので操作しやすく、あまり気負わなくていい。必要十分な性能(まだ全然使い切れてませんが)で、燃費も良く、免許取り立てでライディング練習中の自分にはちょうどいいです。

短所 = 積載能力が低い。ヘルメットホルダーは無いに等しい。純正は使ったことがない。ま、これはアフターパーツで解決できますが。車体のどっかに、せめてカッパくらい入れるスペースが欲しい。ロープを使う場合のフックは、タンデムステップ後端(←ここにもあること、以外と知らない人多いみたい)のと合わせて4カ所あるので一応足りてるけど、少し前側に寄りやすく、荷物が腰(尾てい骨あたり)に当たって気になる。ナンバープレートフックを追加した方がいいかもしれない。あと、足つきはスーパーフォアと同等。250にしては高め。走りのためには高い方がいいみたいだけど。
(追記:7月にはスーパーフォアより悪いって書いたけど、微妙なんだよね。シートの角がふとももに当たって足が着きにくい。)

今までの故障個所 =なし

燃費 =納車直後は35。そのあと25。慣らしが終わってからは32くらい。

走行距離 =2150km

交換したパーツ =マフラーをヤマモトのフルエキに。プラグをイリジウムに。ほかはブレーキレバー(立ちゴケのため)交換。あと、100円の腕時計(非防水)やらメットホルダーやら追加。

交換した感想 = まず、腕時計とメットホルダーは、とても便利で値段もあまり高くないのでつけてない人にはお薦めです。マフラーはバッフルをはずすと迫力の低音にビックリ。ノーマルを”ボトボトボト”とすると、ヤマモトは”ドッドッドッ”っていう感じ。でも常用域(〜7000くらい。それ以上は未確認)のトルクは落ちます。「あれ?ちょっと調子悪いのかな?」って感じの加速になります。バッフルをつけると、トルクはノーマルとあまり変わりません。音はアイドリングでは音質が微妙に変わる程度で、加速時とか、負荷が掛かるとノーマルよりもはっきりと排気音が聞こえるようになります。ノーマルではちょっと回転数が高くなると、エンジンの音しか聞こえなかったのですが。加速感の演出、見ばえの向上が目的だった自分は、バッフル有りの状態で、燃費も落ちてないし、まずまず満足です。が、どっちの状態でも、アイドリング付近の低回転域で失火(っていうの?エンジンが息継ぎするような感じ)が多くなります。バッフルなしの方がより強く出ます。これはプラグ交換で解消できたみたいです。
(追記:100円の腕時計は、いつの間にか壊れたみたい。時間が狂ってたから設定し直そうとすると途中でリセットされ、何回やろうとしてもリセットされる。)

一言 =免許を取るまで、漠然と想像して、期待していたバイクライフがそのまま現実のものとなりました。(メンテや、車体の調整も含めて)腕の方はまだまだヘタッピーですが、少しずつ上達するよう精進中です。ツーリングメインに使ってますが、満足してます。検討中の方も、多くを期待しなければ、満足できると思います。

以上

2003年11月7日(金)
10月の白馬ツーレポをアップしました。長文なので別ページです。

2003年秋
とりあえず写真だけ

1510niko.jpg
10/27、日光へ行く途中

muf1.jpg
10/25、洗車後 ピカピカのNEWマフラー


2003年9月23日(火) 晴れ
会社の仲間とツーリング(UP遅すぎ(^^;)

1509kat2.jpg
キャンプ場で休憩中


 今日は、寺泊へツーリングの予定だったのだけど、都合でルートを変更。水上・片品方面へ。400kmはさすがに体が保たないだろうと思ってたから、これは助かった。

 ほぼ1日使う普通の(距離の)ツーリングで他の人と一緒に走るのはこれが初めてだった。いつも車の流れと一緒にのんびり走っている僕には、忙しい運転だった。車がいなくなると2人(FTRとD−TRACKER)ともどんどん加速していって、離されそうになっちゃう。そんなんで、今日はついていくのに一生懸命なツーリングだった。たぶん、これくらいのペースが普通なんだろうなぁ。でも、時間的に余裕があって休憩時間が長かったから、走行距離(大体200km)の割には疲れなかった。

 ルートは、高崎・・R17で沼田へ・・R120で片品へ・・R401と県道63で武尊山をぐるっと回って再びR17へ、とこんなかんじ。渋滞は無し。

1509kat1.jpg
寄り道

左:吹割の滝

右:奈良俣ダム

1509kat3.jpg

2003年9月15日(月) 晴れ
400キロはヤバ過ぎ
 今日は、寺泊400キロツーリングに向けて、練習をした。いつもよりちょっと長めの距離でツーリングに行った、それだけなんだけど。練習としては、ホントは300キロくらい走った方がいいのだろうけど、今までの実績を考えて半分の200キロくらいにした。カメラを持っていけば良かったなぁ・・・。写真は全く無し。

 コースは、信州方面へ、ワインディング・有料道路三昧の設定。ワインディングでは、飛ばしません。ヘッポコなんで。乗用車に付いていくか、軽く煽られながら先導するか(激しく煽るやつは迷わず先に行かす。今回はなかったけど)、そんな感じ。


R18(碓氷峠)

 車では何回も通ったことがあるけど、バイクでは初めて。ここは、路面が悪いという印象が強いのであまり通りたくなかったけど、後のルートにスムーズに繋がる道なので決めた。実際に通ると、路面は良くはないけど特別悪くもなく、普通に走れた。気鬱ってやつか。あっ、でも、逆方向(長野→群馬)だと道が狭くて山側だから先が見にくそう。


白糸ハイランドウェイ  ¥210
鬼押ハイウェイ     ¥150
浅間白根火山ルート南側 ¥250
浅間白根火山ルート北側 ¥720

 有料道路群。白糸ハイランドウェイは、途中にある白糸の滝のところで人混みの中を走ることになって、ちょっと面倒。そこでは犬がワンワン吠えてきて五月蠅かった。ん?うるさいのはバイクかな?鬼押ハイウェイからは、景色が凄く良かった。バイクだからなおさら気分いい。それに加えて最後の、浅間白根火山ルート北側は、かなり走りやすく、ワインディングもあってとてもいい道だった。昼食も北側途中にある店(景色は良かったんだけど、店員はいまいち。並以下。未満まではいかない)で済ませた。
 途中、Rの大きいカーブに差し掛かったとき、後ろに車が付いていたので、速度を落とさずに進入した。50〜60キロくらいだったかな?そしたら、以外にきついカーブで、自分の体が慣れているところまで車体を倒してみたけど足りなくて、”うぉ〜こんなに傾けてだいじょ〜ぶなのかぁ〜〜>*0*<”ってくらいバイクを倒した。怖かった。でもちょっと面白かったかも。ちなみにポジションはリーンウィズでした。いつもそうなんだけど。


R466(万座付近)
R292(白根付近)

 こっちの道路も、とてもいい景色だった。道は若干混んでいたけど、渋滞ほどではない。ガードレールの外に何もないような道が多いので、混んで速度が出せない方が、妙な緊張感を持たなくていい。R292は、下手すると死んでしまうくらい危険なガス(硫化水素だっけ?)の出ているところを通ります。駐停車厳禁って書いてあった。ちなみに僕は無事です。


県道55(暮坂峠) → 予定変更 R145

 ここでは、道を間違えてしまったのでそのままR145へ。長野原・川原湯温泉のあたりを通って、郷原駅を南へ曲がり、榛名方面へ。この、川原湯温泉ってのは、ネットを見てるとライダーに人気の温泉らしい。近いうちにダムが出来て、沈んでしまうらしい。


榛名西麓広域農道 → 予定変更 R406

いつも(っていっても、バイクで2回、車で1回、だけなんだけど)走ろうと思ってルートに入れるこの道。今回も、体力消耗によりR406(倉淵方面)へ変更。快走路らしいけど未走行。R406の倉淵の方は、走っていると、遠足の終わりが近づくような感覚がした。


R406(高崎方面)

R18に近づいてくると、暑くなってくるのと同時に、休日は特に渋滞が多くなってきてとても嫌。すり抜けをやりたくなる。


本日の総走行距離は190キロ。相当疲れたけど、天気が良かったし、トラブルも無く、満足感は高い。でも400キロってのは、駄目かも。

2003年9月14日(日) 晴れ
バイクの写真
 ようやく写真を撮ったので載せてみた。背景が多少にぎやかなのは気にしないで。

バイクの写真

カタログをチェックすれば分かることだけど、VTR250のことを少し説明。

シート高:76cm 教習車CB400SFより、数字では1cm低い。実際の足つき性は、教習車より少し悪い感じ。

乾燥重量:141kg 車両重量は155kg。軽めです。トラッカー等、同クラス単気筒車(120kg前後)よりは重い。

燃費:どうなんでしょ?
エンジン回転を低めに保っていると、35km/lくらい。無駄に回すと、25km/lくらい。一見自動車よりよさそうに聞こえるが、車重と排気量から考えると車よりかなり低そうに思える。だって、普通、車重は軽い方が燃費いいし、排気量は小さい方が燃費いい。
HR−V:1180kg 1600CC 14.5km/l 力は 105PS 14.1kgm
VTR : 210kg  250CC 35.0km/l     32PS  2.4kgm 車重は乗車時の質量に近い数値を想像で。
しかも、バイクはタイヤの接地面積が小さいから、転がり抵抗も低いと思う。単純には比べられないけど、バイクはもっといい燃費になりそうでない?

エンジン:90度V型2気筒250CC 水冷・4スト・DOHC・4バルブ
     最高出力 32PS(10500rpm) / 最大トルク 2.4kgm(8500rpm)
所有ブツとしては、初めてのツインカムエンジン。最高出力は、同排気量車では、4気筒だと40〜45PS、2気筒で24〜43PS、単気筒で19〜29PSくらいが多い(今は250CCの上限が40PSなので、それ以上は中古車のみ)。基本的には、気筒が多いほど、高回転・高出力・高質量(重い)・燃費悪タイプになって、少ないほど、低速トルク大・燃費重視・低質量・振動多いタイプになる。4気筒が多いスポーツタイプとしては、VTRは遅いほう。燃費と普段の扱い易さを重視して、若干トルクが太くなる方向に振ってある。レッドゾーン入り口は11500rpmで、車の感覚で行けば超高回転型に聞こえるが、4気筒のすごいやつは19000rpmなんてのもあるくらいだから、やや高回転型という感じ。7000回転くらいから、体をどんどん引っ張っていく、元気な領域へと変化する。エキゾーストには、洒落っ気のないマフラーが付属。

デザイン:エンジン上部のトラスフレームが特徴。あとは、フェンダーがないとか、サイドカバーがないとか、純正スカチューン(いや、コストダウンの弊害か)されてることくらい。ステップの部品もメインフレームを意識したデザインになってるのが好き。

あと、ちょっと嬉しいのは、フロントだけじゃなくリヤブレーキもディスクってところ。所有ブツとしては、これも初めて。よく見えるだけに、嬉しい。

ほかは
サイズ、小柄な方
キャブレターで燃料噴射
スターター(キックじゃありません)でエンジン始動
ギヤは5速、ワイドレシオ
タイヤは、同クラス他社と同じ(F:110 R:140)
マイナーチェンジでやっと採用、タコメーター付き(これが無かったら買わなかったと思う)
こんなかんじです。


2003年9月13日(土) くもり
1000キロ目前
 VTRの走行距離がようやく4桁に突入しそう。VTRの走行距離は、当然、車とは別の1000kだから、結構長かった。初回点検は先週バイク屋でオイル&フィルター交換と同時に済ませた。慣らし運転は、よく言われるのが1000kまでだから、終了したことになる。でも僕はあと500k程度は、様子を見ながら運転しようかなと思う。思うだけでやらなそうだけど。


 一応慣らしが終わって、これから本領発揮出来ればいいな。慣らし中(特に後半)は、細かいトラブルがいろいろあった。

0、半クラッチが遠すぎ
1、ドライブチェーンの伸びすぎ
2、ブレーキレバーの湾曲
3、ブレーキペダルのストッパー紛失
4、アイドリング時のエンジン回転が低い


0:半クラ

 納車時にバイク屋から出発するとき、教習所の感覚で半クラにしても全然動き出さず、アレ?と思って半クラをしばらく探っても繋がらず、レバーが離れきる直前でようやく発進した。それくらい遠くで繋がるようになっていた。半クラの位置ってのは、自分でコントロールしやすい位置にあってほしいし、そんなに遠いとシフト操作との連携がうまく出来なくて困る(なんか、左足がオロオロしたようなシフト操作になりがち)。
 クラッチの遊びは、後に説明書を読みつつ調整して、大分マシになった。しばらくその状態で乗ってはいたが、まだ微妙に半クラが遠いことに気付き、再び調整。その結果、もうこれ以上ない程のピッタシカンカン(?)、何も考えないで半クラの微妙なコントロールが出来る、そしてさらに、ぎこちないシフトだった左足の動きもバッチリ連動してスムーズに操作できる、最高!の位置になった。
 ところがこれをしたのが初回点検の日の朝で、バッチグーなシフトに喜んでいたのは初回点検へ向かっているときのことだった。バイク屋で、店員に「クラッチは(半クラが)遠いから調整した」といい、慣らし期間終了の点検へ。作業終了後、戻ってきたVTRに跨り、発進。と、そこで納車時の感覚が再びおそってきた。”クラッチ遠すぎじゃん。っていうか、遠いから調整したって店員に言ったのに、なんでもとに戻ってるんだよ、チクショー。”って感じでね。また遊びの量を調整して、最高!ほどじゃないけど、それに近い位置にはなった(現状)。


1:チェーン

 説明書によると、規定値は(最も張りのきつい部分で)2.5〜3.5cmのたるみで、5cm以上では絶対に走行しないで下さい、とのこと。気がついたときは既に5.5〜6cmくらいたるんでいた。こんなにたるんだチェーンで走っていると、60km/h前後の定速走行で”ブィ〜ンブィ〜ン”とカナブンが飛んでるような音が聞こえてきて、相当暴れている様子が伝わってきます。チェーンが外れないでよかった〜。張り直しで解決。


2:レバー曲がり
3:ストッパー紛失

 日帰りミニツーリングの帰りに、中之条あたりで立ちゴケしちゃったことがあって、2はそれが原因。3は、記憶をたどっていくとこの立ちゴケ以外にそれらしい原因がない。整理すると、

Uターン

右側に転倒

車体右側(マフラー・ブレーキペダル・ブレーキレバー・グリップエンド・右ミラー等)が路面に接触

突起していた(と思われる)ブレーキレバーが湾曲、マフラーは丈夫なので傷のみ
(たぶんこのときにブレーキペダルが車体中央側に押し込まれて、ペダルの横方向の動きを中央側から規制するストッパーが外れてしまった。)

てな具合でしょうかねぇ。

 ストッパー紛失は、1週間ほど前のメンテ中に気がついた。ブレーキペダルは車体右側に付いている部品(ステップのついているやつ)から、内側(スイングアーム側=左側)へ向かって伸びているシャフトを通すようにして固定されている。よく見ると、ペダルは外側はシャフトの付け根にぶつかるけど、内側へはシャフトのでているまんま、スコスコ移動できるようになっていて、最も内側へ入り込むと、シャフトから抜け落ちる前にペダルのマスターシリンダー側がスイングアームに当たるようだ。で、そこには、既に傷跡が(;_;)。しかもこの状態だと、ペダルの脚力がシリンダーに伝わっていない。そういえば最近、ブレーキを掛けたときに変な音が聞こえて効きの悪いことがあったのはこれかも知れない。ペダルの一部がスイングアームに接触している状態で、リヤブレーキは効かないけどフロントだけは効いてスイングアームが動き、そのときペダルと摩擦して異音発生・傷発生、って感じかと思うわけ。先週、バイク屋にてペダルの動きを規制する部品(ワッシャー等、¥160)を発注。金曜に引き取り、今日直したばかり。
 湾曲したレバーは、交換で解決。始めは、キジマのVTR用ブレーキレバーを装着した。でもレバーがとても遠い。クラッチと同じで、コントロールしやすい位置にあった方がいいので、未使用にも関わらずもう1個、調整式のレバーを購入し、今はそれを使用している。


4:アイドリング

 納車時は、エンジン始動直後はさすがに不安定だけど、ちょっと時間がたってくると、アイドリングが安定していた。回転数は規定値どおり、1300rpm前後。ところが最近(1・2週間前〜今朝)はエンジンの掛かりが悪く、回転もなかなか安定しないし、チョークを引いている時間が長かった。油断して放っているとエンストするし。で、今朝、アイドリングが安定したときにタコを見てみると、ちょうど1000rpmくらいになっている。アクセル煽ってみたけど変わらず。規定値を下回っているんで、アイドリング調整つまみをネットで調べて、初めて調整し、一応解決。
 この現象、新車にも関わらず2度目の立ちゴケという、結構ショックな事態を招いたこともあった。前回の立ちゴケと同じく、右Uターン中の出来事だった。それまでに何回か、2速アイドリング・クラッチ繋ぎっぱなしでUターンってのをやっていて、その時も同じようにしていたら、回転数が足りなかったせいか、曲がりの残り1/3位で突然エンスト。リヤタイヤがロックして、即、転倒。足を出す間も無かったような・・・。調整式のブレーキレバーが曲がってしまい、さぁ困った。また買い換えるのは精神的にも金銭的にも辛いものがあったので、今回はトンカチ片手にレバーの曲がりを矯正、また使えるようにした。ホントに悲しい出来事だった。せっかくの新車に歪みがぁ〜傷がぁ〜うわぁ〜(。>0<。)ビェェン

これからはアイドリングの回転数に気をつけようって思う今日この頃。


そのた:

 バイクは体力を使う。ガリ君な僕(164cm 49kg)は120kmも走るとヘロヘロ(ついでにカーブはヨロヨロ)。我ながら情けない。例の2人と(計3人で)、23日に 日帰り で寺泊へ行こうって話しも出てるんだけど、距離は往復約400kmだとか。ALL一般道。不安が募る。たまたま最近テレビで、1日5分で出来るというアイソメトリック・トレーニングってのが紹介されていた。ちょうどいいので、試しにやってみています。毎日じゃないけど(^^ゞ

追記:やらなくなってます。10/28日。

2003年7月17日(木)
ライダーの仲間入り
 なんだか、あっという間に免許とっちゃった。実質3週間。学科免除なので教習時間が少なくて済んだわけだけど、それでも、自動車の時の半年間より随分早かった。(かなり話が飛んでるので、途中経過を教習前編・後編として書くかもしれない)


 車は、予告通り、VTR250に決定。展示車だったので、普通より少し安く新車を買えた。大事にしなくちゃね。この車、特徴は

・250ネイキッドの中で比べて、車重が軽い(140kg)。教習車CB400SF(170kg)より全然軽い。
・燃費がいいらしい。30km/l越えるとか(未確認。なんせ走ってないもので←天気に依存)。
・モンスターのパクリといわれるデザイン。
・値段が安い(そのしわ寄せは収納に)。
・V型2気筒のエンジンサウンドはヘリコプターの様なボトボトタイプ。
 (他は並列4気筒のフォンフォンタイプなど)。

まだ大した距離は走っていないけど分かるのはこんなとこ。軽いので、楽に動かせます。免許取得直後、チョー緊張しながらR17を走り始めたけど、動作が軽くて安心した。

写真とかそのうち載せます。

2003年6月28日(土) 晴れ
目指せライダー・2時限目
 今日は予約を取っていないので、キャンセル待ち。午前中に教習所へ行って、今日の最終時限(待ってる時間の長い方がキャンセル率高いと思うから)のキャンセル待ちの手続きをした。一旦自宅へ帰ってから、再び教習所へ。道中、想像以上に時間を食って、ちょっと焦りつつ「どうせ取れてないから、そしたらすぐ帰るんだし、まいっか。」とも思った。到着してみると、意外にもお姉さんから「取れてますよ」との言葉を頂く。そんなわけで、乗ることが出来た。

 到着時間が遅かったせいで(というか自分が悪い)、教習の前準備に手間取ってしまう。前回、教習の始まる前にバイクを場内に移動して、日常点検を済ませておくようにって言われてたのに(^_^;

 今日は、まず内周を回る事からスタート。前回同様、教官の後を追っていく方法。2回目なので、初回よりはまともに出来たと思う。走ってる最中はフラフラしなかったし、って、当然の事だけど。何周か走った後、外周へ。このとき初めて右へ曲がったらしく、かなりの違和感を味わった。グルグル回りながら、2速→3速→ブレーキング→2速→コーナーを繰り返すうちに、前後輪同時のブレーキングやギヤチェンジに多少は慣れてきた。でもスピードは40km/h+α程度しかでてなかった。教官にももっとスピードだすように言われるし。生身で走ると全然スピード感が違うんだなぁって思う。

 後半に入って、教官がコースの中に進んでいく。追っていくと、スラロームが待ちかまえていた。”マジかよ〜あんなの僕に出来るわけないじゃん許してくださぁ〜い”などという体育の授業の様な間隔が蘇ってきた。教官は普通に通過していくが、続く僕はチャリ以上に体を倒すことがまだまだ怖くて、全然ダメダメ。ゆっくり余裕を持っていけるようにローギヤで進入したけれど、中央あたりでパイロンにぶつかり初の転倒。..・ヾ(。><)シぎょぇぇぇ 
 引き起こし(これも初めて)をやる羽目になった。教官に言われて、サイドスタンドを先に出しておく。そして倒れたバイクを前に、適当な所を持って引っ張ろうかと一瞬考える。しかし、到底無理そうだ→会社で、腰を入れて起こすんだ、とか、いろいろ言われたっけ・・ と思い出す。しゃがんで、体をバイクと地面の間に入れる様な感じで起こしたら何とか成功。
 スラロームに関しては、教官からセカンドで走るように言われる。”スピード上げるのかぁ?よけい難しそうだなぁ”って思っていると、教官曰くローだと遅すぎて安定しない、とのこと。2回目のチャレンジは、言われたとおりにセカンドで走行。”あー怖いぃ”と思いつつも、何故か無事に通過。ちょっと信じられない(大げさかなぁ?)。
 その後、S字やクランクを何度か通る。こっちは道幅がある分、普通に出来た(ここで、バイクって乗り物はチャリ以上に車体を傾けても全然大丈夫って事を実感)。最後にもう一度スラローム。2回目同様、セカンドで走行。が、しかし、パイロンを大きく避けているらしく、走行ラインが”イン・イン・アウト”に少しずつ変わっていく。再び、中央当たりへ進んだところでパイロンに接触。3回目は残念ながら失敗に終わった。
 終わった後で考えてみると、コースを回っているときは曲がりたい方向にハンドルを無意識で切っているようで、スラロームでも無意識に任せているような気がした。次回は意識してハンドルを切るようにしよう。覚えていたら。


そのほかのポイント(*^_^*)

※停止時、バランスを崩しそうになる→あわてて急ブレーキ→姿勢が崩れ、何故かクラッチ繋ぎそうになる。教官にぶつかるかと思った。
※ウィンカーを付けっぱなしにしやすい。今日乗った教習車は右ウィンカーの調子が悪かったが、教官に指摘されて気が付いたのは2回とも左。
※加速・減速Gが結構あって、姿勢を維持するのにそれなりの力を使う。基礎体力の向上が必要かも。引き起こしはどうにかなったけど。


次回は50km/hまで出してみよう。
4速も、使えたら使ってみよう。
停止時は、左足で支えよう。
ウィンカーは、付けたら消そう。
車体をもっと、傾けてみよう。

いやはや、問題は山積みですなぁ(^_^;
頭では色々考えられるけど、実際に動かすとなると、なかなか難しくてねぇ・・・ でも、面白い!

2003年6月26日(木)
目指せライダー・1時限目
 教習1時限目を受けた。
 4年くらい前に友人のゴリラにちょっと乗った事があったけど、今日はそれ以来のバイク乗車。400ccなんて初めてなんで(非力なんで、が正しいかも(^_^;)、場内へ持っていくだけでビクビク。ニュートラでのアクセルグリップの反応もかなり敏感で、これまたビクビク(ワイヤーをほんの少し引いたかなってくらいで3000回転を超える)。おまけに雨。
 いろいろ説明を受けて、実際に乗ったのは10分くらいだった。だいぶ緊張して体が硬くなってたらしく、一番初めに動かした時、発進はうまくいったけど、停止のときはエンストしちゃった。道路のど真ん中走ってたし。全ての動作がおっかなびっくりだったなぁ・・・

2003年6月23日(月)
 バイク(普通自動二輪)の免許を取ることにした。
 興味は前からあって、ライダーを見ると面白そう、楽しそうだなっていつも思っていた。会社でも、バイクの免許取れば?って何回も(1年以上)誘われ続けて、最近やっと、その気になったってわけ。
 教習所には入所だけしたけれど、まだ1度も教習は受けてない。今週の木曜に予約を取れたから、遅くても木曜、早ければ水曜から開始の予定。僕は正直なところ、だいぶ非力なので、倒れたバイクを持ち上げられるかちょっと心配が残る。
 免許を取ったら乗りたいバイクは、コレ。免許取ったらすぐ乗れるように、卒業前に買っておくかも。


../../bs10.gif