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正確には、ブレーキペダル解放位置の、固定シャフトに対するペダルの角度を調整します。
ブレーキペダルは、写真には写っていないけれど、シャフトに支えられています。シャフトを支点にペダルの部品がシーソーのように動いて、ペダルを踏むとシリンダーに力が伝わるようになっています。写真は、マスターシリンダー(黄色の上)からブレーキペダルの端(灰色の下)が写っていますが、この間の距離を変えることで、ペダルの高さを調節出来ます。
ほかと違うように見えますが、ここでも、灰色のロックナットを緩めて、黄色の調整ナットを回し、ロックナットを締めれば変更できます。ただし、黄色のナットを回すとその上のゴムも一緒に回り、ねじれるので強引に回すとちぎれそうになります。ゴムの方を逆に回すとか、適当な工夫をした方がいいかも。
ブレーキランプは、ここのペダルの踏み込み量から点いたり消えたりしています。なので、そのスイッチもペダルの位置に合わせて変更する必要があります。スイッチは緑で囲った部分で、スイッチの端がペダルの踏み具合に応じて引っ張られ、一定以上まで伸びると点灯する仕組みになっています。引っ張るバネの方は常に同じ場所にあり、スイッチは赤の部分で固定されています。ナットみたいなもので車体にハマっていますので、ステップの下側から手を伸ばしてスイッチをはずし、その部品を回してからはめるといいと思います。
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